喘息による口呼吸でニオイが気になる。予防方法はあるの?

咳をする女性
 喘息の症状が出ているときって、口呼吸になってますよね。原因はただ1つ、呼吸するのが苦しいから。喘息の苦しみはなった者にしかわかららないと思います。呼吸したくてもできないのですから。

 私の場合、吸うことも吐くこともままらないから、吸った空気が溜まっていき胸というかお腹というかその辺りが膨らんでさらに苦しくなるのですが・・・。

 喘息の症状が出ると口呼吸になることは上で述べたとおりです。ですが、口呼吸=口臭なので臭いが気になる人にとっては厄介な病気ですよね。口呼吸でいると外気が直接口の中へ入り込んできます。これが鼻呼吸だと鼻の中の粘膜などに一回触れてから入ってきます。そうすることで外気中に含まれる細菌やウィルス、塵などをある程度除去した状態で吸い込むことで、口の中が乾燥したり、喉が炎症したりするのを防いでくれているわけです。

つまり口呼吸だと口の中が乾燥するので細菌が繁殖してしまいます。その結果細菌が出す臭いガスで口臭がするようになるというわけです。口呼吸が口臭の原因となる理由などについては「口臭の原因は口呼吸だった。他にも意外なデメリットが・・・(https://etbirb.jp/kutikokyu/)」に詳しく書いてますので参考にしてみて下さい。

 喘息になるとどうしても口呼吸にならざるを得ませんが、口呼吸をどうにかするためには喘息の発作を抑えたり、喘息を治すことが必要になってきます。なので病院(循環器科)との共同作業が必要になってきます。だって喘息って普通は自分で治すことはできませんから。

 私が喘息に症状が出始めた時自分でどうにかしようとしたのですが、これが間違いでした。私も面倒くさがりで病院へいくのが億劫なのです。だからなるべく自然治癒もしくは薬局の薬で・・・という選択をよくします。風邪などの場合ならこれでも良いのでしょうけど、喘息は流石にダメでしたし、結果悪化しました。
 薬局に行って「喘息のような症状が出ていて呼吸するのが苦しいけど良く効く薬はある?」とカウンターの転院に訪ねたところ、二つ返事で良いのがありますよと言われたのですが、全く効き目なし。またもう病院で治療してもらい早く楽になろうと行ったののですがこれも効果なし。

 「えっ?病院の治療でも効果なしなら行く意味がない?」と思ったでしょう?このときの私って病院や治療については全くの無知でしかもこの頃はやっとネットが普及し始めた時なんですね。だからネットで調べるということが当たり前のようには出来なかったんですよ。

 しかも携帯電話は初期のガラケー時代。ネット機能なんてなかったかデータ通信代が馬鹿高い頃だったと思います。おそらく通信代は青天井ではなかったかと。

 それで行く病院を間違ったというわけです。行った病院が内科でそこで処方してもらった薬でも全く効き目がなかったと言うわけです。私的には喘息の発作が出ているので、まずはそれをどうにかして欲しかったのですがどうにもなりませんでした。それか3日3晩発作で眠れなかったのは言うまでもありません。

 ただ幸運にも会社の同僚に同じように喘息の治療をしている人がいて、その人から循環器科の病院を紹介してもらったことで私の喘息の治療がようやくうまく行き始めました。先生によると私が来院したときは入院も考るくらいに悪化していたようです。

 喘息って初期のころは症状もすぐに収まるので自分でどうにかして治そうとしがちですが、それはお勧めできません。私のように悪化してとんでもないことになるかもしれませんよ。喘息が原因で亡くなる方もいるのでたかが喘息と侮るなかれ!です。

 喘息による口呼吸で口臭がしないようにするには喘息をな治すは症状が出ないようにきちんと治療していくことが必要となることは上に書いた通りです。でも私が思うに、それだけではダメだと思います。おそらく治療すれば病院からも言われると思いますが、日常のケアも必要になってきます。

 そしてそうすることで喘息が早く改善するので、日常のケアも必修となるでしょう。根気よく行えば、私のように喘息の薬は必要なります、きっと。現状の私は発作が全くないのか?と言われれば、それはあります。ただ、薬なしでも大丈夫なように軽いのです。しかも発作が出るのは季節の変わり目に1.2度程度。

 入院までさせられそうになった時に比べると、天国と地獄のように違いますよね。ここまでに回復したのは病院での治療の他に日頃のケアがあったからだと思っています。というのも、ケアをし出してから劇的に改善されたからです。ケアするまでは薬を服用していたのですが、もっと健康に気を遣わなければならなくなって日頃のケアを始めたんですね。すると喘息の薬なしでも大丈夫なようになったのです。

 したがって喘息の改善には病院での治療の他に自分でも日頃からきちんとケアするように病院と自分との二人三脚が重要だと気づいたのです。では私が日頃行ってきたケアについてみていきましょう。特に私は太っているので同じような方には良い参考になるかと思います。

 1つ目は私のように肥満の人はまずはそれを出来るだけ解消することが必要になります。肥満だと気道が狭くなるようで、それだけで息苦しく喘息の症状が少しでも出るとかなり苦しくなります。統計でも肥満の人が喘息になると重症化しやすく、喘息とは違うのですが太っているだけで同じような症状が出るそうです。これを専門的には肥満喘息と呼んでいるようです。

肥満解消に一番良いのはスポーツをすることがです。というもの、ただウォーキングするだけ、ランニングするだけ、筋トレするだけというよりもスポーツして体を動かす、筋肉を付けるという方が継続しやすいからです。

 特にスポーツの場合だと試合とかありますよね。その試合で勝ったりすればより励みもなりますし、負けた場合でも「次こそは!」と気合いも入るので継続に繋がり、スポーツを通じて友人も出来るのでさらに意欲が出てきます。

 2つ目は暴飲暴食の禁止。これは肥満かそうないかに関わらずやってはいけません。大抵の人は暴飲暴食は太る原因にもなりますし、何より健康に悪いとわかっていると思います。また食べ過ぎ飲み過ぎでお腹がパンパンになることが喘息の人には悪いのです。

私の場合だけかもしれませんが、お腹が一杯になったときって気道も圧迫するので息苦しくなるんですよ。それが引き金で発作が出るんですね。だからお腹一杯にならないように気を付けています。そうすることで肥満対策にもなるし、何より体の調子が良いので快適ですよ。

 3つ目は禁煙です。喘息だから禁煙は当たり前なのですが、喫煙者って喘息の発作が無い時は喫煙したくなるんです。私も会社の同僚もそうだっだし、他にも知り合った喘息の人もタバコはやめられないと言ってましたから。ただ、禁煙するかしないかでその後が大きく変わります。

 喘息は禁煙しないと治りません。私が改善したのも禁煙したからです。ただ私も禁煙には何度も挫折したのでわかるのですが、中々意思が続かないんですよね。そんな時、私は大事な人を思い浮かべていました。「自分のためでは無く、その大事な人のために禁煙しているんだ!」と。

 4つ目は、アレルゲンの除去もすくは回避です。喘息はアレルギー反応の1つでアレルゲンによって反応して気道が狭くなり起こります。アレルゲンが特定している場合には、なるべくアレルゲンを遠ざける必要があります。アレルゲンは病院で検査でき、その特定から選定することが喘息の治療の1歩のようです。

 ここまで喘息と口呼吸と口臭の関係について書きましたが、如何でしたか?喘息の症状が出ると息苦しさからどうしても口呼吸になります。でもこれは仕方が無いことです。大事なのは喘息の発作を出来るだけ出さないようにすることです。

【まとめ】

 喘息の症状が出ているときは息苦しいので口呼吸になってしまうけど仕方がないことです。ですが、口呼吸しているということは、口の中が乾燥して細菌が繁殖するので喘息は口臭の原因になる病気だと言えます。したがって口臭が気になる人は喘息の症状をできるだけ出さないようにすることが重要です。

 喘息の治療は医者任せだけでなく、日頃のケアも重要になってきます。というのも上には書いてませんが、喘息の治療薬を長期的に服用すると副作用も出てくるからです。もちろん確率的には低い数値ですが、ゼロ%ではないので誰にでも可能性はあります。なので出来るだけ薬には頼りたくないというのが私の考えです。

 治療薬の副作用には肥満、骨粗鬆症、頭痛、手のしびれなどがあり、通院中にはこれらの症状がないかどうかをよく聞かれたので、服用が出るというのは医者も把握していることだと思います。

 ただ、喘息の発作って経験した人でないと、あのきつさはわからないし、きついのを避けるためにはやっぱり治療薬は必要なんですね。なので医者が言う注意事項は必ず守るようにしてくださいね。

例えば、発作を抑えるものにメプチンエアーという吸入タイプの気管支拡張剤があるのですが、使用は一日4回までと決まっています。どうやら心臓に負担がかかるようで、使用回数を守らないと副作用で心疾患になるようなので気を付けてください。

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