歯石とは?しっかり対策して口臭をシャットアウト!

歯石を取る

歯石とは歯の悩み関係では良く聞く言葉ですが
実際に正しく理解しているという人は
意外にもそういないようです。

普通は歯にこびりついている固い塊
という認識が多いのではないでしょうか。

私もそんな感じで受け止めていて
まさか口臭とも大きく関係しているとは
思ってもいなかったのです。

そんな感じだから、歯石をそのまま放置している
という人が意外に多いのだと思います。

でなければ、歯科の定期検診は
少なくとも3か月に1回は受けるはずですから。

口臭とも深い関係がある歯石とは
一体どういうものなのでしょうか?

見た目は多くの方が思っている白くて硬い塊。
そして歯にこびりついている。
というイメージ大丈夫です。

でもどういった経緯で出来るのか?
またそれがどうして口臭に絡んでくるのか?

ここではその辺りについて注意点も含めて
詳しく書いています。

歯石とは文字通り歯にくっ付いている
石のような塊のことを言います。

色は大抵は黄白から白っぽいですが
喫煙をしている人は茶色くなっていることもあります。

歯石の前駆体は歯垢で歯垢が歯に残ってしまい
そこが歯石へと変化するのです。

歯垢については

歯垢って何?そのままにしていると大変なことに
で詳しく書いていますので参考にしてみて下さい。

歯のケアが悪いと歯垢ができやすく
また残りやすくなります。

それをそのままにしていると
唾液中のカルシウムと結びついて
硬い歯石へと変化します。

歯磨きでは歯と歯茎の堺や歯周ポケットは
きれいに磨くのが難しいですよね。

それでその部分に歯垢が残り歯石になる
というわけです。

歯石を取ったことがある人ならわかりますが
実際に取っている部分はその辺に集中していますよね。
おそらく歯ブラシがよく当たっている部分には
歯石は付いていないはずですから。

歯垢から変化した歯石は当然細菌も含んいるので
そこから歯周ポケットに入りそこが炎症して
歯周病となります。

酷くなると歯周炎から歯槽膿漏と進行していき
やがて歯がなくなるというわけです。

歯周ポケットで細菌が活動しているので
そこで口臭の原因となるガスが発生します。

多くなると人に感知されるレベルになり
口臭となるわけです。

また稀に黒っぽい歯石もあるようですが
これは歯周病が進んですでに出血をしているから。

だから黒っぽい歯石を発見したら
歯周病が失血を伴うところまで進行している
と思った方が良いかもしれません。

もし自分にあったらすぐに歯科へ行きましょう。

そうならないためにも歯磨きが重要になるのですが
きちんと磨けていても歯石はできるそうです。
特に下前歯の裏側が。

その部分は唾液腺のすぐそばなので
唾液中の無機物によって歯石が形成されるのだとか。

だから定期的にクリーニングなどのケアが
必要になってくるのだそうです。

歯石は歯磨きでは落とせないので
できるだけでその部分はきちんと磨けないし
表面はザラザラしているので歯垢が付着しやすく
取れにくいのだそう。

だから歯科医は歯石除去を勧めるのです。
虫歯の治療のために来院したとしても
歯石の除去を勧められたという人は多いと思います。

これは歯科医が営業しているのではなく
歯周病や虫歯予防のために勧めているのです。

もし歯科医から除去を勧められたら
それに従った方が後々のためには無難だと言えます。

ただし歯石ができているからといって
必ず歯周病にもなっているわけではありません。

でも歯周病でないからといってそのままだと
やがて歯周病になることは避けられません。

歯石があることで虫歯や口臭の原因となる
歯垢が付きやすくなるし歯周病にもなりやすいです。

また歯磨きをしても口の中が何か違和感がある、
歯がザラザラする、すぐに口臭がし出す
ということはありませんか?

これは全く私の見解なのですが、
上記のことが起こるのは歯石が
関係しているのでは?
と思うのです。

私の経験で歯磨き直後でも歯がザラザラするし
口の中に何となく違和感があったことがありました。

でも歯石除去をした後は、それが不思議と消えるのです。

それで私的には歯石が関係しているのでは?
と思うようになったわけです。
今では歯石除去の目安になっていますが・・・。

歯石とは簡単に言えば、歯垢から変化した
歯にくっ付いた石のように固いもので
歯周病や口臭の原因にもなるもの
といった感じでしょうか。

また歯石くらい自分でどうにかできないか?
と考える人もいると思います。

その辺りについては
「歯石を取るのを自分でする方法。
絶対に失敗しないやり方は?」
に詳しく書いていますので参考にしてみて下さい。

【まとめ】

歯石とは歯垢が変化したもので
唾液中のカルシウムと結びついて石のように
硬くなって歯にこびりついたものです。

歯垢からできたものなので細菌の塊
と言っても過言ではありません。

歯垢と違って歯磨きでは除去できないので
ある意味厄介なものとも言えます。

また歯石は歯と歯茎の境目や歯周ポケットに
できやすいので、そこで細菌が繁殖すると
歯周病になってしまいます。

そうなれば、口臭はもちろん歯周病が進行すれば
歯がなくなる事態にまで発展するかもしれません。

そうならないためにも毎日の歯磨きは勿論ですが
定期的に歯科へ行って歯石の除去や歯科検診を
受診することを強くお勧めします。

歯石は歯磨きでは除去できないので
専門医に任せるのが解決の一番の早道ですから。

口臭予防のためにも歯石除去は大切です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする