口臭の対策としてサプリを使っている
という人がいますが、アレって効果あるのでしょうか？
サプリは通販などで手に入るので
誰にも知られず手に入れられるし
手軽に始められるので良いんですよね。
でも私の経験では口臭にサプリは効果が全くない
とまではいかなくても根本的な解決は無理だと
と思います。
だってサプリは口臭の原因となっている箇所へ
働きかけるものではないからです。
よくテレビのＣＭや雑誌などの広告で
見かけますよね。
それで口臭がスッキリ取れたと言っています。
でも宣伝って全くなくなりませんよね。
もしサプリが口臭に効果あって治るなら
みんな治っているし苦労はしません。
悩んで苦しくなる人もいないはずです。
では何故なくならないのか？
それは効果があっても根本的な解決には
なっていないからと思われます。
そのために個人差が非常に激しいと
思われます。
実際に私もサプリを試した経験があります。
もう、藁にもすがる思いで。
でもサプリの効果も色々あって
全く効果がないもの、ある程度の効果があるもの
様々でした。
様々というほどの数ではないのですが、
それでも50歩100歩ってとこです。
サプリで口臭に効果があったというものは
サプリが効いている間は幾分か口臭が抑えられているという程度の物です。
したがって、これくらいの効果では酷い口臭には
ほぼ効果ないと思います。
サプリで効果を感じることができる人は
おそらく口臭がするかしないか微妙なラインの人だと思います。
もしくは生理的口臭のように誰にでもある
というようなものだけでしょう。
人が避けるほど酷い口臭は根本からの
対策でないと効果は感じられないでしょうし治らないです。
またサプリで効果を感じる人でも
サプリは根本的解決ではないので、
そのままにしているとやがて酷い口臭になる
可能性は高いと思います。
サプリの多くは口臭の匂いをごまかすもので
臭いを発生させている元を断つことはできません。
中には臭いを消臭という宣伝のものまで
あるようですが、
実際のところ効果のほどはかなり微妙なようです。
例えば、歯に付いた歯石が口臭の原因に
なっているとしましょう。
この場合は歯石をきれいに取り除けば
口臭は治りますよね。
でも歯石ってサプリを飲んで除去できますか？
ということです。
歯石を除去することが根本的解決であって
臭いを誤魔化すのは違います。
したがって、サプリを使用することで
口臭は絶対に治りません。
ただ、しばらくの間口臭を誤魔化すだけなのです。
ただこの誤魔化すという効果も
口臭で悩んでいる人にとっては必要な効果なのです。
だってしばらくでも周囲に口臭を感じさせない
ということが何よりも重要だからです。
それでサプリを使用してしばらくでも
悩みから解放されることはかなりの手助けに
なるのではないでしょうか。
ただ上にも書いたように根本的な
解決にはなっていません。
だからサプリが効いているときは良いですが
効果が切れるとまた口臭がし出します。
つまりサプリのみでは、それを離せなくなる
というわけです。
したがって私的には根本的な予防対策をしつつ
治るまではサプリで手を打っていくという方法が
一番良いのでは？と思うのです。
口臭の治療中でも指摘されるとやっぱり
つらいですから。
そのためにサプリを使用するのはアリだと
私は思います。
またサプリは口臭にほぼ効果がないと
上では書きましたが
実は効果が期待できる口臭サプリもあります。
それは胃や腸が原因で起こる口臭です。
「胃が口臭の原因？｜病気を知らせる前ぶれなのかも？」で書いたように
胃や腸が何らかの理由で不調になると
細菌が増え臭いガスを出します。
それが吸収され血液で肺へ運ばれ呼吸の
ガス交換によって口から排出されるから
口臭になるわけです。
この胃腸の不調が病気でない場合には
サプリに効果がある場合があります。
例えば便臭い口臭の原因となっている便秘。
単に不調からくるものならサプリでも効果が期待できます。
栄養バランスが悪い、ストレスがある、
荒れているなどが原因ならサプリで根本的に
解決できる可能性があります。
でもこれが病気や腸の欠陥からくるものなら
サプリではどうしようもありません。
サプリだけで口臭を治そうとするのではなく
上のような場合以外ではサブ的に使用して
治療中の口臭対策として使用した方が良いでしょう。
ただしサプリの効果は個人差が非常にある
ということには注意して下さい。
【まとめ】
サプリは簡単で手軽にこっそり始められますが
口臭を根本的に治してくれるものではないので
予防対策にメインで使用するのは
避けた方が良いでしょう。
でも内臓に口臭の原因があり
それが病気や内臓の欠陥ではないなら
サプリでも効果が期待できます。
私的には口臭の予防対策は根本から治す方法にし
サプリは治療中、サブ的に使用する方法を取ります。
ただサプリは個人差が大きいので
同じような原因でも効果あるときもあれば
効果がないときもあるということには注意すべきです。