口内炎を治すのに自力でするには?素人の私でも出来た方法

口の中を痛がる女性

 口内炎ってできるとご飯を食べるときや何か飲むときに痛みがありやりにくいですよね。それで早く治そうと思っても病院へ行くのも何だか面倒くさいと思う人って結構いるのではないでしょうか?私も例に洩れず面倒派です。

 多くの人は面倒だから、病院は嫌いという理由で病院へは行かずに口内炎を自力で治すことをしますよね。もちろん私も病院へは一回も行ったことがありません。正確には行ったことが一度ありますが、それは口内炎ではありませんでした。

 従って私の場合、口内炎は全て自力で治してきたので、できるだけ早く自力で治したいと思っている方にここで書いたことが役に立てればと思います。

 口内炎は口の中の粘膜が浅いところで起こる炎症で、ばい菌によるものです。また口内炎にはいくつか種類があり、自力で治せるものと自力で治せないことはないけど、極力病院へ行った方が良いものがあります。

 病院へ行った方が良いものはウィルス性の口内炎ヘルペス性口内炎がこれに当ります。
ヘルペス性口内炎は痛みの他に発熱があるのが大きな特徴です。しかも複数の水泡ができリンパが腫れるようで痛みも凄く痛いそうですよ。自力で治せないことはないですが、薬を使用しないと治りが遅いですし、何よりヘルペスウィルスの保菌者なので周囲の人にウィルスを移すことになるかもしれません。

 また常在菌に感染して起こるカンジダ性口内炎も注意が必要です。というのもカンジダ性口内炎を発症するということは重大な病気にかかっている可能性があるからです。カンジダ性口内炎はカビの一種に感染し口の中に薄い膜のようなものができるのが大きな特徴です。しかも波紋状に広がり時には口の奥の方にまで行くことがあるようで、そこまで行くと気道が狭くなり呼吸が苦しくなり命に係わることにもなるので、早急に治療した方が良いです。

 なので私はヘルペス性口内炎、カンジダ性口内炎の場合は自力で治すのではなく、病院で治してもらった方が良いと思います。本来なら口内炎は上記の2つでないかどうか、一度病院で診てもらった方が無難だと思います。

 通常、私たちによくできる口内炎がアフタ性口内炎カタル性口内炎で、どちらにも共通しているのが免疫力の低下と口の中の悪環境なのです。

 アフタ性口内炎はプクッとなった部分が白っぽくて痛みがあり、飲食時にしみるのが特徴です。特に醤油系、酸味系はしみますね。また何かのデキモノ?とわかるくらい見た目はハッキリしているのも特徴の1つです。アフタ性口内炎の原因は免疫力の低下、栄養の偏り、口腔内の悪劣化が原因と言われており、特にビタミンの不足で起こると言われてます。中でもビタミンB2がより関係しているようです。

 一方、カタル性口内炎は口の中にできた傷にばい菌が入るのが原因で起こります。つまり、口の中を噛んだり、食べ物などで傷つけるとカタル性口内炎になる可能性があります。口内を傷つけても免疫力が強よかったり口内環境が良ければならない可能性が高いです。

 私の経験ですが、カラッと衣が揚った唐揚げ。非常に美味しいのですが、少し堅いとこれは口内を傷つける原因になります。特に肥満の人って大食いというか、口一杯に入れて食べますよね。こんな時、衣がカラッと堅い唐揚げを口一杯に入れて食べると・・・口の中は傷だらけになりますよね。私もこれで何度もやられています。

 また口の中を傷つけるのは噛んだり、堅い食べ物ばかりではありません。火傷も同じなのです。私のように熱い食べ物はより熱~い方が好きという人って結構いると思います。だって熱い食べ物は熱い方が美味しいし、冷たい食べ物はより冷たい方が美味しいからです。

 それで汁系とか一旦沸騰させるのですが、美味しいからといって少しでも量を多く口の中に入れると、当然のように火傷します。この火傷した部分が水膨れ(水疱)になり、つぶれると口内炎になることがあるのです。口内炎にならなくても火傷した部分があまりにも剥けすぎるとかなり痛くなります。何も食べれない程に。

 私の場合も火傷からこのようになり、10日間おかゆのように柔らかいものしか食べれない日々が続きました。しかも病院へ行ってたにも関わらず長引いてしまいました。さらに火傷した部分に水(唾液など)が溜まって膨らむのですが、これが喉の奥の方へ移動するんですよ。こうなると呼吸が非常に苦しくなって死ぬかと思ったこともあります。口の中は非常にデリケートなので十分に注意した方が良いですよ。

  炎症している箇所が更に悪化すると膿むようになり、直接口内炎の原因となることもあるようです。
なので口内炎かな?と思ったらすぐに処置しましょう

 口内炎を自力で治す方法ですが、まずウィルス性のもは自力で・・・と思わずに病院で治療しましょう。色んなリスクを考えると面倒でも病院へ行った方が安心ですし、より早く治ります。そしてアフタ性口内炎はビタミンB群を摂り、さらに口の中を清潔にし、ストレス発散して免疫力を上げて治るのを待つのが一般的です。カタル性口内炎も同じで清潔にすること、免疫力を上げることです。

 私の場合は上記の方法の他にもう1つ手を加えます。それが口内の消毒
口内消毒も薬さえあれば自分でできるんですね。その最たるものがマウスウォッシュ。ただこれは傷口にしみるのでお勧めはしません。試した中でしみもしない、効果もあるものはイソジンのうがい薬です。

イソジンうがい薬

 上の写真では左が病院から処方してもらったもので、右が市販されているイソジンのうがい薬です。イソジンは細菌によく効く食毒液として有名です。以前は(?)傷口に消毒として塗っていましたよね。これでマウスウォッシュのように口の中でクチュクチュすると一時的ですが口の中が原因の口臭なら消えます。それくらい殺菌には強いです。

私の場合はうがいと口内炎の患部の消毒を以下の方法で行っています。

1.うがい用に薬を垂らした水でうがいをする。
2.患部の上に液が来るようにして約20秒ほどその体制のままキープ。
3.液を口から出す。
4.2、3をもう1度か2度、液がなくなるまで繰り返す。
5.1~4を朝昼の食後、就寝前と一日に3回する。

 これでだいたい2、3日で私の場合は痛みが和らぎます。そして不足しているビタミンB2ですが、食材から補うなら豚肉牛乳レバーのりアーモンドしいたけ辺りが多く含まれています。また効率よく摂って口内炎を自力で治すためにサプリを使用しても良いと思います。

 その場合はビタミンB2だけではなくビタミンB群のサプリが良いと思いますよ。もちろん他の効果も考えてビタミンB群が入ったビタミン全般のも良いでしょう。これなら口内炎治療だけでなく、美容や健康にも効果がありそうですよね。特にビタミンA、C、Eは免疫力アップにもなりますから。

 また口内炎用の市販薬もあります。塗り薬貼り薬スプレー式のも色々ありますので自分に合いそうなものを試してみる価値はありますよ。特に貼るタイプのものは沁みるのがつらい、患部に当ったときの痛みがつらいときに良いです。ただし、手や足に貼るのと違って口の中なので剥がれやすいなどあるので、過度な期待はしない方が無難かもしれませんね。

【まとめ】

 口内炎とは口の中の粘膜の浅いところで起こっている炎症のことで、原因はいくつかありそれが口内炎の種類になっています。よく発症する口内炎はアフタ性口内炎とカタル性口内炎です。前者は主に免疫力の低下や栄養の偏りが原因で起こり、後者のカタル性口内炎は口の中を傷つきそこに菌が入り込んで炎症を起こすのが原因で発症します。傷が膿むと口臭の直接の原因にもなります。

 口内炎は自力で治すことは出来ますが、ウィルス性のものは自力ではなく病院へいって治療して治した方が安全です。自力で治そうとすれば周囲へウィルスをばらまく可能性が高くなります。

 口臭を自力で治す方法は色々あるのですが、1つにこだわらず自分に合う方法を取り入れて独自にするのが一番良いと思います。ただ私の場合はイソジンのうがい薬による消毒が一番安価で合ってたというだけです。もしこれを読んでいるあなたが自分に合いそうだと思えば、試してみてください。

 他にも口内炎の市販薬やグッズが色々とあり、通販でも手に入れることが出来るようです。ただ、口内炎の患部に貼るタイプのものは過度に期待しない方が良いかもしれません。というのも耳鼻咽喉科へ行った時も患部に貼るのが一番だけどそれは出来ないと言われたので、おそらく貼るタイプのものは思ったような効果はあまり期待できないと私は勝手に思ってます。

 特にカルタ性口内炎の場合は傷に細菌が入って起こるので、消毒するのが一番早道なのかなと思いますよ。

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