歯の黄ばみを落とす方法|そのままでは口臭の原因にも?

白い歯

歯の黄ばみは話しているときは
本人もそうですが、その相手も気になることです。

特に相手には口臭や不潔など
マイナスイメージを与えることにもなりますよね。

それで歯の黄ばみを落とそうと思うのですが
そこは恥ずかしいことなので自分でどうにかしたいですよね。

自分で黄ばみを落とす方法が実はあるようで、
ここでは自分で歯の黄ばみを落とす方法について書いていきます。

歯の黄ばみを落とす一番良い方法は
やっぱり歯科へ行くことです。

プロによるものが一番良いでしょう。
でも上でも書いたように恥ずかしいことだし
病院は面倒なんですよね。

だから自分で落としたいと思うのです。

でも歯の黄ばみには落とせるものと
落とせないものが存在します。

落とせないものは歯科へ行っても落とせません。
ホワイトニングと言って、これをしないと白くなりません。

またよくある勘違いですが
黄ばみを落とすことでテレビのCMのように
真っ白な歯になることはありません。

あれもタレントさんがホワイトニングで
歯を白くしているだけなのです。

またホワイトニングしてない歯は
どんなにきれいにしても白くなりません。
それは歯の構造と関係しています。

歯の表面は固くて白いエナメル質と
その内側に比較的軟らかい象牙質があります。

象牙質は黄色みがかっていて
エナメル質は透明がかっています。
それで中の象牙質の色が透けて見えるので
どんなに歯をきれいにしても真っ白にはならないのです。

では、自分で歯の黄ばみをとる方法には
どんなものがあるのでしょうか。

きちんと治すにはまず原因を突き止める
ということが大事なのはこのブログでは
何度も書いてきています。

原因を知ることで、初めて効果的な予防対策が
できるからです。

それで、歯に黄ばみが出来る原因は
一言で言えばケア不足。

歯に黄ばみができる原因は
そのような食べ物や飲み物、喫煙によるところが
大きいようです。

特にお茶やコーヒーの色素沈着や喫煙による
ヤニが原因なのです。

飲食物の中にはお茶やコーヒーなどのように
ポリフェノールが含まれているものがあります。

これが唾液中のカルシウムと結びついて
ステインというものに変わり、これが歯に付くと
黄ばみになります。

煙草によるものは、ヤニが歯の表面にくっ付いて
黄ばみとなっています。

また歯のケア不足なので口臭が発生している
可能性も十分にありますよね。

それで自分でこれらの黄ばみをとるためには
専用の歯磨き粉を使い丁寧に磨けば落とせるようです。

ただ、黄ばみを落とす専用の歯磨き粉には
研磨剤が多く含まれているので
それによって歯の表面を傷つけることが懸念されています。

歯の表面が削れるということは
プラークがつきやすいとうことで
それだけ歯が黄ばみやすくなります。

それで研磨剤が少ない歯磨き粉を
使用すると良いと思います。

歯の黄ばみは何も食べ物や飲み物だけでつく
というわけではありません。

歯垢が歯の表面に付いているだけでも
歯は黄色くなります。

また歯垢が歯石になれば、きれいにするのも
骨が折れますよね。

それで毎日の歯磨きは黄ばみ予防にも
なっているというわけです。

またお茶やコーヒーを飲むたびに
歯磨きをするのはさすがに面倒ですよね。

だから代わりに軽くうがいをすると
良いと思います。
これも面倒ですが、歯の黄ばみを予防する
という点では仕方がないことです。

歯磨きで黄ばみが落ちないときは
歯科でクリーニングといって歯の汚れを落とす
治療をしてもらうと良いです。

ただこの方法による歯の色が
おそらく本来のあなたの歯の色なので
これ以上白くするには後に書くホワイトニングしかないと思います。

またどうしても落とすことができない
黄ばみもあります。

先ほどステインやヤニが歯の表面にくっ付いて
黄ばみとなっていると書きましたが、
実はこれらは時間が経つとエナメル質の中へ
浸透してしまうのです。

そうなると歯磨きで落とすことは困難です。
そうなると歯の表面を削ることになるので
歯にはよくありません。

したがって、黄ばみをそのままにしておくと
ホワイトニングによる方法しかできなくなるのです。

また元々は象牙質の色が透けて見える
黄ばみもあると書きました。

これは歯の内部の色が透けて見えるだけなので
当然落とすことはできません。

さらに加齢によって黄ばみが濃くなってきます。
これはエナメル質が加齢で薄くなってくるので
中の色が濃く見えているわけです。

こういう場合も黄ばみ自体は落とせないので
歯を白くするにはホワイトニングしか方法はありません。

ただこのホワイトニング。
方法も2種類あるようです。

1つは想像がつくとおり
歯の表面に塗るという方法です。
ステインやヤニが浸透した状態のホワイトニングは
この方法をすると思われます。

もう1つの方ほは象牙質の色を白くする
という方法です。
これには薬を使います。

透けて見える色が白ければ、当然歯の色も
白くなりますよね。

この方法にも実は2つあるんですね。
1つは家で行うもので、もう1つが歯科で
歯科医が行う方法です。

家で行う方法は薬が入ってマウスピースを
噛んだまま寝るという方法です。
自分のペースでしかも寝ている最中にできるので
面倒というのがほぼありません。

ただし口呼吸の人はできないのが残念です。
また自分で行うので効果にムラがあったり
効果が出て来るまで時間がかかったりするようですね。

一方、歯科医によるホワイトニングでは
効果が一定するのでムラもなく
すぐに白くなるようです。

ただどちらも薬を使っているので
副作用が出たという報告もあるようですよ。

歯を真っ白くするまで黄ばみを落とすのは
自然な色ではないので、それなりにリスクがある
ということには注意をしないといけないようですね。

【まとめ】

歯の黄ばみを落とす方法にはいくつかありますが
真っ白くはなりません。

また落とすことができない黄ばみや
真っ白く歯をする方法はホワイトニングしかないでしょう。

ただ必要以上に歯を白くすることは
リスクを伴うということは忘れてはいけません。

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