歯の黄ばみの原因7つ|口臭発生にもなっている?

白い歯の女性

歯をきちんと磨いているけど
歯に黄ばみがあり悩んでいるというあなた。

歯の黄ばみの原因って何なのだろう
と思いませんか?
原因がわかれば効果的な対策もできそうですよね。

これまでの歯磨きをする方法だけでは
だめなのかも?
と思っているなら、まずは歯がの黄ばみの原因を
きちんと理解することは非常に大切ですから。

歯の黄ばみの原因は主に以下のつがあります。

  1.飲食によるもの
  2.喫煙によるもの
  3.歯のケア不足によるもの
  4.薬によるもの
  5.自分の歯によるもの
  6.加齢によるもの
  7.歯の治療

これら7つの原因の中には口臭と関係がある
というものもあります。

ということは、歯に黄ばみがあるという人は
口臭が発生している可能性もあるということですね。

ここでは上に書いた歯の黄ばみの原因7つ
について詳しく書いています。

1は食べ物や飲み物の中には歯に黄ばみを
付けやすいものが存在します。
その代表的なものがコーヒーや緑茶です。
コーヒーや緑茶にはカテキン、タンニンという成分が含まれています。

この成分が歯に付き着色するというわけです。
時間が経てばエナメル質に浸みこむので簡単に落ちにくくなります。

このような食べ物や飲み物は他にも
カレー、キムチ、ブルーベリー、醬油、紅茶、赤ワインなどがあります。

どれも歯に沈着する色素があるので
歯の黄ばみの原因となるのです。

特に日本人にとっては欠かせない醬油。
これさえも黄ばみの原因となるのはかなり痛いですよね。

2は煙草に含まれているヤニが原因となっています。
喫煙する人の歯は私の経験でも黄色っぽいです。

しかも喫煙による歯の黄ばみは
1の食べ物や飲み物が原因の黄ばみよりも
落ちにくいという特徴があります。

また喫煙しているので独特の口臭があると
思われます。
別の原因の口臭があれば、臭いはさらに酷くなるでしょう。

3は歯のケア不足で歯垢や歯石が歯に残って
黄ばんで見えるものです。

歯垢や歯石は黄色っぽくみえるので
これらがあると歯もそう見えます。

ただ歯垢や歯石があるということは
菌が繁殖して口臭の原因となる臭いガスを
出しているということなので口臭が発生しているかもしれません。

歯垢は歯磨きで取れますが、
歯石は歯科に行く必要があります。

4はある抗生物質は
歯を黄色くする副作用があるそうです。
それで歯が黄ばんでしまうというわけですね。

5は自分の元々の歯の色を指しています。

歯の表面はエナメル質という固いものなのですが
その中には象牙質というものがあります。

象牙質は黄色っぽい色をしており
この色がエナメル質を透けて見えているというわけです。

つまり本人の元々の歯の色は
この象牙質の色だったわけです。

もちろん象牙質の色の濃さやエナメル質の厚さに
個人差があるので黄色っぽさの濃い薄いはあります。

ただこの黄ばみは元々の歯の色なので
ブラッシングでは落とすことはできません。

6の加齢による原因は5と同じです。

加齢によりエナメル質が段々と薄くなっていきます。
それで目立たないくらいの黄ばみだったものが
色が濃くなっていくのです。

また加齢で唾液の分泌が減るので
口臭が発生する可能性が高まります。

7の歯の治療は神経を抜いた時です。
虫歯の進行具合によっては神経を全部抜くときがあります。

そんなときに希ですが、歯が黄ばむことがあるそうです。

ここまで歯の黄ばみの原因について
書いてきましたが如何でしたか?

ただ注意して欲しいのが
黄ばんだ歯をどんなに白くしようとしても
元々の歯以上には白くできないということです。

元々の歯の色は象牙質の色なので
それ以上は無理というわけです。

だから必死になって必要以上に歯磨きをすれば
反ってエナメル質が傷ついたり、薄くなったりして
黄ばみが酷くなります。

そうならないように研磨剤が多く入った歯磨き粉や
磨きすぎには気を付けた方が良いと思います。

「研磨剤って?」と思うかもしれませんが、
主な物はリン酸塩、ケイ酸、炭酸塩があります。

リン酸塩はリン酸カルシウムのように
リン酸○○という表記になっています。

これらが入っているときは研磨剤として
使用されていることがほとんどです。

清掃剤と書かれていることが多いです。

歯の黄ばみを歯磨きなど自分でとるには
やはり歯を傷つけるリスクがかなりあります。

それで歯科でとってもらう方法が一番良い
と思います。

一番良いのは、歯に黄ばみを付けないように
予防することですよね。
黄ばみが付かなければ何もしなくて済みますから。

そのためにも歯が黄ばみやすいものを
食べたり飲んだりしたときには
軽くでも口の中を洗うなどした方が良いでしょう。

それにプラスして歯科で定期的に通い
オーラルケアをしてもらえば
歯の黄ばみだけでなく口臭の予防もできますよ。

またどうしても歯を白くしたいという人は
ホワイトニングという方法をする必要があります。

これには歯を白く塗るという方法、
歯に白い被せ物をする方法、
歯本来の色である象牙質を白くするという方法
があります。

詳しくは「」に書いていますので
ホワイトニングに興味がある方は参考にしてみて下さい。

【まとめ】

歯の黄ばみの原因は大きく分けると
エナメル質が黄色くなる、
内部の象牙質が透けて見えている
という二種類があります。

エナメル質が黄色くなる原因は
飲食物による着色、喫煙によるヤニ、歯垢や歯石、
薬の副作用、歯の治療の副作用があります。

前3つの原因は自分でコントロールできるので
しっかり予防して黄ばみが付かないようにすれば解決出来ます。

また黄ばんでしまった歯を専用の歯磨き粉で
落とそうとする時は
エナメル質を必要以上に傷つけないために
あまりやり過ぎないように注意が必要です。

また内部の象牙質が透けて見えているというのは
これが本来のあなたの歯の色なので仕方がありません。

加齢でエナメル質が薄くなってくるので
さらに黄色く見えてきます。

自然のことなので歯をこれ以上白くすることは
できません。

無理にするならホワイトニングという方法ですが
薬剤を使用するため副作用のリスクもあり
費用もかなり高価なものとなってます。

私的には歯の黄ばみは予防をしつつ
歯科でオーラルケアを定期的にしてもらう
という方法が一番なのかなと思います。

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