一日の内で気温差が大きいと寒暖差アレルギーとなって体が不調になりますよね。しかも症状が出てくると口臭発生の原因にもなります。だから出来るだけ早く治すためにも寒暖差アレルギーの対策が必要ですが、どんなことをすれば良いのでしょうか?
寒暖差アレルギーは名前に「アレルギー」と入ってますがアレルゲンはありません。強いていうなら気温差でしょうか。症状は人様々ですが、基本的に鼻水、かゆみ、じんましん、頭痛というのが一般的です。私の場合は鼻水と頭痛、最近はかゆみですね。
これは私の場合だけかもしれませんが、首や肩のコリが酷い人は、寒暖差アレルギーが出ると頭痛が出やすいのではないかと思います。コリも酷くなりやすいですし・・・。
あくまでも予想なのですが、おそらく体をあまり動かすこともなく、しかも鼻水などで姿勢が悪くなっているから肩や首にストレスが溜まり頭痛になるのではないかと思います。もしくは鼻のかみすぎで頭痛がするのかもしれませんね。鼻をかみすぎると頭痛がすることがあるようですから。
さらに面倒なのがストレス。鼻水が次から次に出てきて鼻をかんでもかんでも一向に収まらないんですね。このつらさは花粉症の方ならわかると思います。しかも出てくる鼻水は普通のものと違って粘性がなく水のようにサラサラなんです。だからすぐに垂れてきてしまいストレスが溜まるんですね。
ストレスと言えば、そう口臭です。ストレスで唾液の分泌が減って口の中が乾燥するので嫌気性細菌が繁殖して臭いガスを出しそれが口臭になります。しかも鼻が鼻水で詰まっているので口呼吸ですよね。すると口の中もさらに乾燥しやすくなります。そうなると口臭も益々酷くなります。
では対策ですが、寒暖差アレルギーは気温差によって起きます。だから対策は寒暖差による体への影響を出来るだけ少なくしてやることです。一般的には寒暖差を小さくすることです。
寒暖差アレルギーは気温差によって自律神経が体をコントロール出来なくなって起こります。鼻の中の血管は暖かい時は縮んで寒い時は広がります。暖かい時は交感神経、寒い時は副交感神経が優位になってコントロールしています。でも一日の気温差が7℃以上の日が続くと自律神経が気温差に対応できなくなってアレルギーが出てくるというわけです。
気温差が7℃以上と書きましたが、もちろん個人差があり5℃でもアレルギーが出てくる人もいるので気温差はあくまでも参考としてくださいね。
また一日の気温差が大きくなるのは季節の移り変わり時期だけではありません。例えば、夏に冷えた部屋から屋外へ出る時も気温差は大きくなります。だからこれを繰り返せば寒暖差アレルギーが出てくることになります。したがって寒暖差アレルギーの対策は気温差を体に感じさせないことですが、これにはいくつかの方法があります。
主なものは以下の6つです。
1.感じる気温差を出来るだけ小さくする
2.自律神経のバランスを保つ
3.食生活を見直す
4.免疫力をつける
5.生活習慣を整える
6.ストレス発散
1は何か羽織ったり着たりして感じる気温差を出来るだけ少なくしようとするものです。例えば秋だったら寒くなった時のために
着るものを用意しておくというものですね。
2は自律神経が乱れなようにするというものです。先ほど書いたように交感神経と副交感神経が互いに優位になってコントロールしているのですが、自律神経は交感神経と副交感神経で構成されています。したがって自律神経が乱れないようにするときちんとコントロールが機能してアレルギーが出てこなくなります。お風呂にゆっくり浸かったり、6のストレス解消が一番効果的ですよ。
3~5は自律神経を乱れにくくしたり、症状を出にくくしたり、体を健康にしてストレスが発生しないようにするためのものです。
そうして自律神経が乱れることを防いだり症状が出ても軽微になるように出来るようです。また食生活や生活習慣をきちんとすることは口臭改善にもなります。口臭が気になる人は試してみるではなくやらないといけないことです。さらにダイエットや健康にも効果がありますよ。
6は前にも書いたように口臭の原因にもなりますし自律神経を乱す原因にもなるので自分なりに良い方法があればその方法でストレス解消をしましょう。ただ現代社会ではストレスがかかるのは頻繁ですよね。それでストレスにならないようにすることは無理だと言われています。したがって如何にストレスを発生させないようにするか?ではなく如何にストレスと付き合うか?がストレス対策となっているようです。
私の場合は恥ずかしながらストレスで食にいってしまい現在に至ります。それで体型も血圧も・・・となってしまったのですが。
肥満も口臭の原因となりますので「肥満で口臭が気になる」という人は私といっしょにダイエットしましょう。でも肥満だから必ず口臭がしているのかと言えば、そうではありませんので。
ちなみに私は流石に医者から改善命令がでまして現在はダイエット中なんです。私が行っているダイエット方法については別のページに詳しく書いてますので、そちらを参考にしてみてください。私は腰痛持ちなので、それに合わせた方法で行ってます。
寒暖差アレルギーですが花粉症と同じで自分で予防、対策するのみでは流石にきついですよね。病院で治療をしてもらうと少しでも症状が軽くなります。それで鼻、喉、頭痛なら病院は内科、耳鼻咽喉科へいくと良いでしょう。またじんましんの場合は皮膚科となります。ただし寒暖差アレルギーにも治すための特効薬はありません。したがって対処療法ということになります。
なので治療しに病院へ行けば薬は出してくれますが、それは今出ている症状を抑えるだけなので根本的な治療ではないので薬を飲んだからといっても完治はしません。
鼻水や頭痛なら市販薬もあるのでわざわざ病院へ行かなくても手軽に手に入ると思っているのが普通ですよね。たしかにそうなのですが、病院では保険が効くので薬局よりも安く手に入りますし医師が処方してくれるので安心して服用できますよね。
ただ私は病院から強い鼻炎用の薬をもらったことがないのでわかりませんが、服用してから効くまでの時間は薬局の薬が早いです。
私はコルゲンコーワの鼻炎用カプセルを使用していますが、こちらが病院でもらうものより即効性があります。あくまでも私の場合ですが。それでこの辺があるので病院の方が安いとわかっていても私が市販品を使っている理由なのです。
経験した人はわかると思うのですが、鼻水が次から次に出てくると一時でも早く鼻水を止めたいですよね。これは寒暖差アレルギーだけでなくアレルギー性鼻炎や風邪、インフルエンザなど鼻水が出る症状を持つ病気なら同じ事ですね。
じんましんの場合は寒暖差アレルギーによってヒスタミンという物質が分泌され、それが神経に影響して起こるので治療では抗ヒスタミン剤を投与するようです。したがってじんましんの場合は、病院の方が効き目が早そうですね。
寒暖差アレルギーは症状が出ると本当にやっかいです。でも予防、対策、治療をうまく使えば症状が和らぎますので乗り切りやすくなりますよ。
【まとめ】
寒暖差アレルギーは一日の気温差が大きい時が続いたときに起こるもので気温差の目安は7℃。個人差があるので5℃くらいでもアレルギーが出ることもあります。
寒暖差アレルギーの対策は、温度差を感じないようにすること、体を健康にしてストレスを取り除く事が基本となります。
その方法として、寒い時に羽織るものや着るものを用意する、食生活や生活習慣を整える、ストレスを発散するというものになります。
また病院のでも治療してくれるのですが特効薬はないので対処療法です。薬は薬局でも買うことができますが保険が効く分、病院の方が安いです。でも私の経験上では薬局の方が即効性があるので私はそちらを使用しています。やっぱり鼻水を一刻でも早く止めたいですから。
ただし効果は病院の薬も薬局で市販品を買っても同じでした。多分私が処方された病院の薬は錠剤だったのに対して、コルゲンコーワのソフトカプセルは液体なのでその辺りが効き目の早さに違いが出たのでは?と思います。
また鼻水と頭痛の両方の症状を抑えたいという人は十分に注意してください。鼻炎用と鎮痛剤は同時に飲んではいけないということが特に市販薬には多いです。同じ鼻炎の薬でも1回飲んだら次は6時間は空けると言うような注意事項があります。なので鼻炎と頭痛を同時に抑えたい場合は病院で診てもらった方が安全です。
ストレスもそうですが、寒暖差アレルギーも症状が出たら口臭の原因となるので口臭を気にしている方にとっては、すぐに解消したいものですね。