寒暖差アレルギーで口呼吸に。すっきり対策して口臭撃退

口をふさぐ女性

口臭の原因の1つに口呼吸がありますよね。
それは、口呼吸だと口の中が乾燥して
菌が繁殖しやすい環境になるからです。

口呼吸になる病気には色んなものがありますが、
ここでは寒暖差アレルギーについて書いていきますね。

寒暖差アレルギーはアレルギーと言っても
アレルゲンはありません。

寒暖差アレルギーを簡単にわかりやすく説明すると
気温差が急に大きくなると自律神経が温度変化について行けなくなり
アレルギー症状が発生します。これが寒暖差アレルギーと呼ばれるものです。

したがって寒暖差アレルギーは気温差が大きい季節の変わり目や
夏や冬にエアコンを使って外気との気温差が大きい時に
起こりやすくなっています。

寒暖差アレルギーの症状には色んなものがあるのですが、
中でも鼻水による鼻詰まりは口臭に大きく関係しています。
というのも鼻が詰まっていると鼻呼吸はできませんよね。

それでどうしても口呼吸になってしまうというわけです。
その口呼吸が原因で口腔内が乾燥して口臭の原因となっている菌が繁殖し
口から臭い匂いを出すようになるのです。

ただこの場合の口臭は、口呼吸が改善され
唾液の分泌を促すことで改善できるので安心して下さいね。
一刻も早く口臭を改善するには寒暖差アレルギーを
抑えることが必要となります。

応急処置として、鼻水で鼻が詰まっているときは
口の中が乾燥しないように小まめに水分を摂ることも
口臭を予防する上では重要となります。

口臭の原因に間接的になっている鼻づまりですが、
一番簡単なのは、鼻炎用の薬を飲むことです。
薬が効いている間は鼻詰まりが解消出来、
口呼吸が改善されます。

ただしこの方法ではデメリットもあります。
それは薬の効き目は有限であること、薬にお金がかかること、
薬の効果に個人差がかなりあることなどです。

特に薬の効き目については、私の経験でもかなり個人差がありました。
私は市販のコルゲンコーワという鼻炎用の薬を使用しており私には非常に効くのですが
知り合いにはあまり効きませんでした。

これは病院で処方される薬でも同じです。
私的には効果が無いと言って自分で市販薬を次から次へ変えるよりも
病院でその旨を話して処方してもらう方が、安心なのでは?と思っています。

というもの私が少し苦い経験があるからです。
薬局は病院よりも売り上げに目が行きますよね。

それで例えば「鼻炎で苦しいのですぐに良く効く薬を下さい」
と言っても、そうではないこともあるのです。
私の場合は喘息の薬だったのですが、症状がかなり出て苦しかったので
すぐに効く薬を訪ねで買ったのですが、結果全く効きませんでした。

もちろん、個人差もあると思うのですが、
その当時によく薬が入っている箱を見ると漢方って書いてあったので
いくら何でも・・・と思った記憶があります。

その後、すぐに病院へ行って事なきを得たという感じです。

薬局の市販薬がダメということはありません。
ただ、いくら店員さんが良いと言っても
結局判断するのは自分だということは忘れてはいけないと思いますよ。

私の場合はたまたま今、使用している鼻炎用の薬が
自分に合っていたというだけですから。
この薬が自分に合わなかったら、おそらく病院へ行ってたと思います。

またデメリットで薬はお金がかかると上述しましたが、
実は病院なら保険が効くのでそれほど高くはないんですね。
ただし、現在通院中の方に限るという条件付きです。

というのも、病院へ行って「鼻炎用の薬を下さい」
と窓口で頼んだとしましょう。
それで薬が処方され、支払うお金は薬代のみ
と思った、あなた!

それは全くの間違いです。
病院では薬をもらうだけでも処方代というものが発生します。

つまり先生に診てもらってないけど先生が処方した
という証のようなものです。
これが意外に高いんですよ。

私の場合、胃腸科外科で逆流性衝動煙の薬をもらうのですが
処方代だけで約1300円しますから。
これなら薬局で買った方が安いです。

でも現在通院中の方はついでに鼻炎の薬を処方してもらうと
この処方代が通院中の病気などのものと一緒になるのでグッと安くなります。
そして薬代も保険が効いて薬局よりも安くなるというわけです。

寒暖差アレルギーでも特に夏に発生するのは
私的には質が悪いと思っています。

夏だからエアコンや扇風機をしますよね。
私の場合、鼻水が出るからと言って薬を飲んでも
エアコンや扇風機の風が直接あたっていると
中々薬が効き出さないことが多いです。

しかも鼻風邪を引いた感じにもなるので
くしゃみが止まらなくもなったりします。

こうなると寒暖差アレルギーも長期化するので
ストレスが溜まり、それが原因でさらに口の中が乾燥し
口臭発生の原因となるのです。

なので、夏暑いときでもエアコンや扇風機の風には
直接当たらないようにすることも大事になってきます。

特に肥満の人ほど直接風に当たりたがりますよね。
肥満だと熱が逃げにくく、暑いんですよね。
そんなとき私の場合は水風呂に入るかシャワーをすると
鼻も一時ですが透き通り、気分転換にもかなり良いです。

ただシャワーや風呂はどこででも・・・というわけにはいきませんが
家にいる時ならいつでもできるのでお勧めです。

また寒暖差アレルギーの基本的な対策は
感じる気温差をできるだけ小さくすることです。

例えばエアコンの設定温度を上げる、こまめに席を立つなど
これだけでもかなり違うはずです。

季節の変わり目のように一日の気温差が大きいときは
風呂にじっくり浸かるというものかなり効果があります。
私の場合は、熱めのお湯(38~40℃くらい)に10分は入っています。

実は熱めのお湯に浸かるのは
精神的疲労回復に良いそうです。
ストレスを感じたら、熱めの風呂にすることで
リフレッシュの効果も期待できます。

ここまで寒暖差アレルギーの事について書いてきましたが
如何でしたか?
症状の1つである鼻づまりが口臭の原因になっていることは
わかったと思います。

口の中が乾燥すると口臭の原因となっている菌が繁殖しやすくなるのですが
それは歯や歯茎だけではありません。

舌にある舌苔と呼ばれる食べカスや細菌の塊も口臭の原因となるのですが
乾燥すると舌苔も発生しやすくなるのです。

さらに扁桃にある臭い玉も発生しやすくなり
より口臭が発生しやすい状態になるというわけです。

口臭に悩みを持つ人なら、すぐにでも寒暖差アレルギーは
抑えたいですよね。
そのためにも少しづつでも予防対策はした方が良いです。

また寒暖差アレルギーで鼻づまりしていても
口の中が乾燥しないように小まめに水を飲んだり
唾液の分泌を促したりすることは大事です。

よくネットでは水を飲んでも全く効果がない
という書き込みをみるのですが、
飲まなかったらもっとひどい結果になっていたと思うのです。

私もよう鼻づまりで口の中が不快になることがありますが、
水を飲んだり舌を動かして唾液をより出したりすると
不快は取れます。

ですから、無駄ということはありません。
鼻づまりによる口呼吸はそれを解消するしか
劇的には改善できません。

でも、少しづつでも自分の口臭に気を遣う
ということは、口臭を改善する上では非常に重要なことだと思います。

ただ両鼻塞がると苦しいし、口臭もあるのかどいうかわからないので
口臭予防を・・・というよりも自分のことで精一杯になることが多いですよね。

【まとめ】

寒暖差アレルギーによる鼻詰まりで口呼吸になると
口の中が乾燥して口臭が発生しやすくなります。

寒暖差アレルギーを治すのが良いのですが
自律神経の乱れによるものなので特効薬もなく
対処療法による治療になります。

なので一番手っ取り早いのが鼻炎用の薬で
鼻水を抑えることです。

薬は薬局でも病院でも手に入りますが
薬局で買う場合は最終的には自己判断になります。

薬を飲んでも鼻詰まりが改善しなくても
小まめに水を飲む、唾液をより分泌させるということをすれば
少しでも口臭の予防対策になります。

また口臭に悩む人は、少しでも改善させる
という気持ちは重要です。

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