花粉症の季節が近づいてくると、
その予防をやりだすという人が多いと思います。
花粉症の人にとって、これはもう毎年の事ですが
いつも嫌になっているのではないでしょうか。
また現状の花粉症の予防では満足できず
もっと良い方法や効果がある方法を探している
という方も少なくないかもしれませんね。
花粉症の予防には様々な方法があり
効果は個人差があります。
私は花粉症ではないですが鼻炎を患っているので
鼻水、くしゃみの対処療法はやっています。
また私の奥さんは花粉症でもう何十年も
奮闘しているので、我が家でも年中行事のようになっています。
そこで実際に私たちが実践して効果あった
花粉症の予防や対策についてここで書いていこうと思います。
もちろん、私たちに効果があった方法であり
他の方にとっては効果がないかもしれません。
また他にもこういう方法もある
というようなことも、ここで書いていきますね。
花粉症は花粉がアレルゲンになって起こされる
アレルギー性鼻炎の一種であるということは
すでにご存じの通りです。
ただ、花粉が飛び交う季節になっても
花粉症の症状が強く出やすいときがある
ということには気を付けて下さい。
そんなときは花粉症だけでなく花粉喘息
という病気にもかかりやすくなるからです。
そんな時期というのは、黄砂やPM2.5が
日本へ飛来してくるときです。
花粉にこれらの物質が付着し雨などで濡れた後
晴れて乾くと花粉が爆発します。
すると花粉の中にあったアレルゲンが
全て空気中へ出てしまいます。
そうなるとアレルゲンが増えてしまい
花粉症の症状が強く出てしまうのです。
またこれらのアレルゲンは花粉に比べて
大きさが非常に小さいです。
それで花粉なら鼻や喉で止まっていたのに
肺や気管支までアレルゲンで侵されることになります。
そうなると喘息になることもあるようで
花粉喘息などと呼ばれています。
したがって花粉の時期でPM2.5の濃度が濃い時
黄砂が飛来している時の雨の日の次の晴れの日は
十分な注意が必要です。
それで花粉症の予防や対策は大きく分けて
次の7つがあります。
1.花粉が飛び交う時期より以前から予防をする
2.日頃から予防をしておく
3.花粉の症状が出てから対策をする
4.治療によって対策をする
5.手術によって対策をする
6.花粉をなるべく家の中にいれない
7.体についた花粉を良く落とす
1は花粉症の症状がでる2週間以上前から
薬を飲んで花粉症に備えるというものです。
薬は病院で処方されるものですが
病院によって種類が違います。
私の奥さんはこの方法をよくとっており
以前は2,3週間前からやってましたが
ここ数年は1~2か月前からするようになりました。
処方される薬は漢方の成分が入っているものです。
子供の行事などが花粉症の時期にある時は
2か月前から薬を飲んで備えています。
私の所見ですが、2か月間から飲み始めると
その年の花粉症は症状が穏やかになっています。
以前は夜中に鼻水でよく起きて鼻をかんでおり
毎日が寝不足だったようです。
また鼻が詰まっているのでイビキも凄かったですね。
それで2,3年前からは2か月間から薬を
飲むようになり、穏やかな春を送っています。
2の日頃から予防しておくというのは、
食事療法などによって免疫力を高めるということです。
免疫力が高いと花粉症の症状が出にくく
出たとしても軽いと言われています。
それでよくされるのが腸内環境を良くする
という事です。
腸内環境を良くすれば免疫力が高まる
ということはすでにご存じだと思います。
それで腸内環境を良くするために食べるのが
ヨーグルトというわけです。
またEPAやDHAを多く含む食材もお勧めです。
EPAやDHAは花粉症の症状を出にくくするようです。
これらを多く含む食材の代表的なものは
青魚です。
1の花粉症の薬と一緒の時期から摂取すれば
効果が高いと思います。
ただEPAやDHAが入った食材は苦手という人も
いるかと思います。
そんな方はサプリなどを活用すれば良いでしょう。
3の花粉症の症状が出てから対策をするのは
実は結構つらかったりします。
経験がある人にはわかりますよね。
花粉症を治す薬はありません。
したがって基本的な治療は対処療法ということになります。
つまりくしゃみや鼻水が出るから
それを抑える薬をもむということです。
ただ、やっぱり効き目には個人差が大きく
私の周囲では飲まないよりはマシという感じです。
やっぱり1のように前もって薬を飲むやり方が
楽に花粉の時期を過ごしているようです。
また花粉症の症状が出てからの処置に
注射があります。
これをしたという方の経験からは、効果あり
というのが多いです。
ただこの注射はステロイド注射なので
副作用が多くみられるそうです。
この花粉症の注射を問題にしているという
学会もあるくらいです。
4の治療による対策は体質改善をするもので
減感作療法と呼ばれるものです。
これはアレルゲンを少し注射して
軽いアレルギー症状出していき体質改善をするものです。
この方法は副作用もなく、効果もあるそうです。
しかも一番のメリットは、効果がある人が
多いということです。
個人差はありますが、
多くの人が効果を実感しているというのは
凄いと思います。
私の奥さんが別の方法を試したいと思えば
この方法を勧めようと思っています。
5の手術による治療は文字通り手術することで
花粉症を完治するというものです。
花粉症はどの花粉でも起こるのですが、
アレルゲンとなっている花粉は人によって様々です。
例えば杉の花粉で症状が出るなら
アレルゲンは杉の花粉となりますよね。
この花粉があるところに付着することで
花粉症の症状が出てきます。
この付着するのを手術に付着しないようにすると
花粉症の症状が出なくなりますよね。
ただこの手術は花粉の種類を選ぶので
前もって何の花粉がアレルゲンになっているのか
調べておく必要があるのです。
つまり杉、檜、稲の花粉がアレルゲンとすると
全部の花粉があるところに
付着しないようにしないと効果は無いということです。
杉だけ処置をしても、檜、稲の季節になれば
花粉症の症状が出てきます。
またこの手術をすると完治することは
メリットですが、手術後に顔が結構腫れる
というところはデメリットです。
6の花粉をなるべく家の中に入れないとうのは
花粉症の原因は花粉なので、できるだけ花粉に
触れないようにするということです。
極端な話、花粉が無ければ花粉症の症状が
発症しないですよね。
なので家の中に花粉がなければ家では花粉症の
症状はでません。
でも現実的には家の中でも花粉をゼロには
できませんよね。
だからなるべく家の中まで花粉を
持ち込まないようにしましょうということです。
そのためには家に入る時は服や体についた花粉を
払い落としたり洗濯ものを取り込む時は花粉を
落としてから部屋へいるなどの工夫をした方が良いです。
また空気清浄機を部屋の中に置くのも
かなり効果があるようです。
というのも私の友人の話なのですが、
空気清浄器のあるなしではかなり違うそうです。
その友人は空気清浄機は手放せなくなったとか。
7の体についた花粉を落とすというのは
6と同じです。
家の中の花粉をできるだけ減らしても
人が花粉を持ち帰ったら効果なしですよね。
だから家に入る前に服や体についた花粉を落とすのです。
さらに、花粉は服や体だけではないですよね。
目にも入ってますし、髪にもついています。
だから目の洗浄をしたり、すぐに風呂に入って
花粉を落とすことも効果的なのです。
遠くに目に入ったままだと涙目がとまらなですよね。
少しでも楽になるには目にはいった花粉を
洗い流すこともした方が良いと思います。
ここまで花粉症の予防や対策について
書きましたがどうでしたか?
花粉症の予防などは色々とあり
ここで書いただけではありません。
だた基本はここで書いた7つだと思っています。
そして効果には個人差がどうしても出るので
自分にあった方法をすると良いでしょう。
さらに花粉症の予防などは1つにこだわらずに
複数取り入れた方が効果は期待できると思います。
実際に私の奥さんも2つ取り入れているし
私も鼻炎ですが複数の予防や対策はやっていますから。
【まとめ】
花粉症の予防や対策は色々とあるが
自分に合った方法を複数やった方が効果が期待できます。
ただその中には効果は高いけど副作用が出る
というのもあるので十分に吟味して下さいね。
自分の健康が第一ですから。
私の経験上お勧めするのは、
花粉症の症状がでる前から薬を飲んで備える
という方法が費用対効果が高いのかな?と思います。