口臭の原因に銀歯が?改善するための唯一の方法とは

歯の詰め物

神経を削るなどの治療をした歯。
多くの場合は銀の被せ物をすることが多いのではないでしょうか。

銀の被せ物をして銀歯とすることで
削った患部を細菌から守るためにします。

銀歯にしたからもう大丈夫!
と思っていたら、いつの間にか大変なことに
なっているかもしれませんよ。

あなたの銀歯は大丈夫ですか?
細菌から患部を守るはずの銀歯が
細菌に侵されてた、口臭の原因となっていた
ということがあるようです。

そう、銀歯は口臭の原因となる場合があるのです。

口臭の悩みで原因は銀歯ではないのか、
銀歯から臭いっているような気がするなど
銀歯と口臭の関係がよく言われます。

何故銀歯だと口臭の原因になるのでしょうか?
またそれを防ぐ予防対策はあるのでしょうか?

それは口臭が発生しているので銀歯でも
臭いガスを出す細菌が繁殖しているからです。

ということは細菌が銀歯で繁殖する何らかの
原因があるということですね。

また細菌が繁殖する原因を取り除くことが
最善の予防対策となります。

ここでは銀歯で口臭が発生している原因や
そのための予防対策について書いています。

歯科医にも問題ない、内科などに行っても
内臓に異常は無い。
でも、口臭がしているが原因がわからない。

こんな経験はありますか?
もしあなたに銀歯があれば、原因はそこかもしれませんよ。

冒頭でも書いたように歯の治療をした後
銀の被せものをして銀歯にしたという人は
多いと思います。

専門的にはクラウンというようですが
それで以降はその歯について安心してませんか?

被せものをして歯を守っているので
不具合は起こらないと思っていても不思議ではありません。

実際、私もそう思ってましたから。
特に神経を除去した歯は痛みもないので
何か不具合が起こっても気づかないことが多いようです。

実はこの銀歯、
安心していると、とんでもないことになる
可能性があるんです。

それが口臭。
銀歯に口臭が発生する主な原因には以下の5つあります。

1.銀歯の表面では菌が繁殖しやすい
2.銀歯の内部に食べ物や細菌が侵入
3.被せものと歯茎の間に食べカスが残る
4.接着剤の機能が不十分
5.経年劣化で表面に細菌が付きやすい

1は銀歯の表面で細菌が繁殖して
口臭を発生するケースです。

銀歯はこすれたりして表面に無数の傷があります。
ここに食べカスがくっつき取れにくくなるのです。

そうなるとそれを餌として細菌が繁殖して
口臭が発生するというわけです。

表面が凸凹しているので細菌が繁殖しやすい
というのは歯石のところで書いたものと同じ原理ですね。

2は銀歯の内部に食べカスや細菌が入り
そこで細菌が繁殖して口臭の発生源となります。

歯と被せものには目には見えませんが
僅かながら隙間があるようです。

被せものをする時には接着剤も入れるのですが
4で説明するように機能が十分にないそうです。

3は歯茎の後退などによって
被せものと歯茎の間に隙間が出来てしまい
そこに食べカスが溜まるというものです。

ここに溜まった食べカスは歯磨き時に残りやすく
そのため細菌が発生するというわけです。

食べカスが残りやすいのでそこから
被せものの中へ入りやすくもなります。

4は使用している接着剤の機能が不十分で
少しづつですが溶け出してくるそうです。

そうなれば歯と被せものの間に隙間ができ
細菌が中で繁殖するようになります。

5は銀といえども年数が経てば酸などによって
段々と溶け出し表面が傷つくというわけです。

銀は酸に溶けにくいというか
ほとんど溶けない金属なのです。
それで歯の治療に使われていると思うのですが
それでも長年口の中にあると段々と劣化してきます。

それで表面が傷つきそこで細菌が繁殖して
口臭が発生するのです。

傷など凸凹した箇所は除去しにくいので
念入りに歯磨きなどのケアをしないと
いつまでも改善は難しいのではないでしょうか。

また口臭とは直接関係ないかもしれませんが
実は銀は毒劇物取締法では劇物に指定されています。

つまり毒性が強いということなのです。
それが僅かづつですが溶け出して
私たちはそれを体内へ取り入れているわけです。

もちろん使用は許可されているので
問題はないのですが
何かしっくりこないですよね。

銀歯が原因で口臭がしないようにするには
ケアを入念にすることです。
歯磨き、歯間ブラシ、フロスをきちんと使い
丁寧にするようにしましょう。

でも銀歯の中で細菌が繁殖してたら
被せものを換えるしか方法はありません。

でも同じような銀歯へしてみても
再び口臭が発生するかもしれませんよね。

でも今では被せものや接着剤も進化していて
これまでの銀歯の欠点を補ってくれるようになっているようです。

被せものは今では銀からレジンやセラミックに
代わってきています。

これらは歯との密着性に優れていて
劣化具合も銀よりも良いようです。

つまり細菌や食べカスが侵入しにくく
長持ちしやすいということですね。

さらに接着剤が良くなったことで
歯と被せものとをより密着させることができるようになったようです。

ただこれらの被せものでもピンキリがあるようで
自分が思ったよりも性能が良くなかったということになりかねません。

目安は保険が効くかどうか。
保険が効かないセラミック材質の被せものが
より優れているとか。

価格は張るようですが後々の憂いを思えば
良いのかもしれませんよね。

でも歯科医の腕次第ということもありますので
よく調べてからやった方が良いでしょうね。

でも口臭の原因に銀歯がなっているときは
銀歯を換えないと改善はされないので
交換するということは避けられないと思います。

銀歯が原因かどうかは私の経験上では
銀歯の表面を指で触って臭うとわかると思います。

また銀歯と歯の境目を爪を立てて触って
匂いを嗅ぐとわかります。

もしこの方法で臭いなら口臭の原因に
銀歯がなっているということなので
すぐに交換した方が良いのかもしれませんね。

ただこの方法はかなり差があるので
歯磨き後しばらくしてからからの方が良いでしょう。

【まとめ】

銀歯はきちんと密着しているようで
実は目に見えない隙間があるので
そこから食べカスや細菌が侵入してきて
細菌が繁殖して口臭の原因となる場合があります。

これは銀歯になってから年数が経てば経つほど
リスクが高まります。

また銀歯の表面は傷や腐食によって
凸凹しているので
そこで細菌が繁殖する場合もあります。

口臭の原因に銀歯がなっていると
交換しないと口臭は改善されません。

でも同じような銀歯にすると
また口臭にならないか心配ですよね。

今では技術も進歩してレジンやセラミックの
歯ともっとフィットする材料でもできます。

ただやっぱりピンキリなので自分できちんと
精査が必要です。

とは言え、現状の銀歯よりは格段に性能は良いので
そこら辺は安心しても良いのかな?と思います。

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